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君の将来は行政書士ブログ:28-1-2012
小さい頃、
ボクは父に対して不満がありました。
ボクは、父に誉めてもらった記憶がないのです。
父の言葉で覚えているのは、
「好きにしたらえぇ」「お前やったら大丈夫や」くらいのものです。
ボクにはそれが父から見放されているような感じがして、
一人ぼっちで心細く、寂しくて惨めな気持ちを感じ、
「誉めてほしい」「教えてほしい」「支えてほしい」といった思いが
満たされることはありませんでした。
そして、
「父はボクのことがあんまり好きじゃないんだ、
だから夕方も日曜日も家にいないんだ」
「父が誉めてくれないのは、ボクがダメだからなんだ」
と感じていました。
大人になった今では、
それが真実ではないことを頭で理解することができますが、
それでも、
心では「愛されていたんだ」と感じて納得するまでには
至っていませんでした。
ところが、
すごく重大なことに気づいたのです。
誉められたことがなかったかもしれないけど、
否定されたこともなかったのです。
結構な放蕩息子であると自覚があるくらいですから、
父にとって、眉をひそめるようなことが何回もあったことでしょう。
意見したかったこともたくさんあったでしょう。
にもかかわらず、
一度もないと断言してもいいくらい、
否定されたことがないのです。
父がボクに言うのは、
「好きにしたらえぇ」だけ。
「否定されていなかった」
それは、
「ボクを傷つけた」「ボクに寂しい思いをさせた」
「ボクに自信がないのは父のせいだ」
「ボクの求める父ではない」と、
心の中で何百回何千回とさんざん父のことを否定し、
責め続けてきたボクにとって、
雷に撃たれるくらいの大きな衝撃でした。
「否定しない」
それが、父の愛だったのです。